以前、堆肥作りで苦労している記事を書いた。
堆肥のその後は、また別の機会にお伝えしたい。
でも実は、堆肥を作らなくても大丈夫って話もある。笑
風化した馬のボロの周りは、明らかに牧草の育ちが違うからだ。
以前は人の背丈ほどもあるフキやイタドリが群生していた場所。
馬の糞に育てられて、年々牧草が増えている。
それらに押されて、フキやイタドリは姿を消しつつある。
(放牧地を一歩出れば彼らの天国なので、居場所がなくなったわけではない。)
毎年の植生の変化を見るのもおもしろい。
風化した馬糞はほぼ土に還るが、
よく見ると、細かく消化された植物の塊だと分かる。
命は循環しているんだと、分かりやすく実感出来る。
馬たちはさすがに馬糞から生えた草をすぐに食べようとはしないが、
馬糞が完全に土に還るころには、この牧草が馬たちを生かしてくれるだろう。
馬たちに感謝。生えてきた牧草に感謝。神様にも感謝。
コメント