ルーシーは最大手の業者の名前は教えてくれたけど、
特定の誰かに繋いでくれたわけではなかった。
おしえてもらったのは、GFE(Groupe France Elvage)という業者さんだ。
サイトを見ると…
おお〜。フランス語!横に英語とドイツ語とスペイン語のボタンがある。
コンタクトから、メッセージを送ってみた。
「凍結精液の海外販売はしていますか?自馬に使いたいと考えています。他の牧場と話を進めていましたが、その種牡馬の精液が汚染されていたため出来なくなってしまいました。他に検討できる種牡馬がいなかったので、こちらを教えてもらいました。お返事お待ちしています。」
…どこの馬の骨ともわからぬ日本の一個人なんて、返事くれるかな。
多分、くれないだろう…
フランス人はたいてい外国語のやりとりが嫌いだし…
返事が来ないと思えば、とりあえずメッセージくらい書き込んでもいいや。
やや捨て鉢な気持ちで、メッセージを書き込み、そっとしておくことにした。
ところが。
翌日、Directorから返事が来た。
「販売してますよ。日本との取引実績もあります。例えば、○○、✕✕、△△…(←種馬の名前)は日本に輸出できます。こちら(←サイトのリンク)を見て、連絡下さい。」
ヒィ〜。き、来た!!!
リンクを見るとすごそうな馬ばかり。
しかし、この年は結局それ以上のやりとりはなく終わった。
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