妄想・・・凍結精液の輸入に挑戦する。 その1

(本日の世迷い言はほぼ完全な妄想なので、予めご承知おき下さい。)

テクノロジーの発展により、馬も人工授精が可能な時代が到来している。競走馬は私が知る限り禁止されているはずだが、逆に競走馬でなければ人工授精は問題ない。そして今、日本で凍結精液を輸入できるのは、ヨーロッパ圏ではフランスからだけである。

ふと、ある考えが脳裏をよぎった。「ウチの馬に、フランスの馬の種付けができないだろうか?」・・・???

理論上は、可能なはずだ。まずは知り合いが勤めている種牡馬場のウェブサイトをチェックしてみる。

・・・うーん。精子の値段ってピンキリなのね。人間と違って、もろにランク付けされていて複雑な気分だ。が、それはさておき、精子の値段だけで言えばモノによっては手が届きそう。数ヶ月考えあぐねた後、連絡を取ってみた。

「お久しぶり。憶えているか分かりませんが、Salamualaykumというものです。今、自馬の人工授精を検討しているのですが、精子を購入することは可能でしょうか???」

このメールを書いて送るのに数週間。そこからさらに数週間返事を待ったが、何の連絡も無い。やっぱり見ていなかったかな。ここまで来れば、ちょっとは開き直れる気がしてくる。えーい、もう一押しだ〜。

ということで再送。返信を諦め、さらに数週間たった頃に、一通のメールが届いた。

「こんにちは。○○という者です。△△はいまちょっと手が回らないので私が連絡させてもらいました。あなたが欲しいのは☆☆の精液で間違いないですか?」

ヒッ!!返事が来た〜!きゃー!!センキュー!!!

「そうですそうです、私です、連絡したのは。どうなのでしょうか?私でも凍結精液を買うことはできますか??」

(つづく)

コメント