凍結精液輸入2022で得たこと

馬パラチフスで希望していた馬の凍結精液が輸入ができなくなってしまったことは、

長年の夢を打ち砕いた。

でも、この経験は全く無だった訳でもなかった。

まず、日本で馬の凍結精液を輸入できるのはフランスだけということがわかった。

厳密には、確か南米のどこかの国(パラグアイ?)からも輸入できた気がするが、乗用馬はフランスだけになる。

ドイツ・オランダ・イギリス・北欧なども有名な馬産地だが、それらの国からは輸入できない。

したがって、それらの国の馬の精液を輸入するのは至って難しい。

(フランスを経由して販売可能なものなら別なのかも知れないが)

さらに、そういうことをまず問い合わせるのは動物検疫所という機関であることもこの度初めてわかった。

輸入した精液の審査に必要なことはそこで懇切丁寧に教えてくれる。

まず、フランスからの健康証明書が必要なこと。

それを事前にチェックしてOKをもらった上で、事前に出来る申請を進めていく。

必要な手続さえ出来れば、個人でも輸入そのものは可能である。

ただし健康証明書の項目は1つでもかけていると通してもらえないので、

輸出元でしっかり診断書を用意してもらう必要があり、

そのためにはかなり綿密なやりとりが必要になるし、

輸入者もある程度項目を理解していることが望ましい。

さらに、フランス最大手という業者も教えてもらった。

(紹介してもらったわけではなく、名前を教えてもらっただけだが)

連絡を取るかどうかはまだ決めていないが、望みが完全に絶たれたわけではない。

先のことは、来シーズン考えよう。

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